やっと春が来た

 日曜日とは思えないガラガラの廻り目平、こんなの見たことない。けど昼頃には雨がぽつぽつ、それでもやっぱり小川山は小川山、他の岩場にはないウキウキ感で幸せ。

 しかしこの県民限定も5月いっぱい今日まで。明日からはまた皆様の小川山、とはいかず山岳四団体は自粛解除後ガイドラインでまだ自粛を言ってる。一方で日本サーフィン連盟は5/7付お知らせで『 個人スポーツとしてのサーフィンは、密閉も密集も密接もほぼ無いことから、「三つの密」には値しないと考えます』と堂々と主張している。

 この山ヤと海ヤの違いは何なのか? 一般社会から胡散臭い目で見られているのはどちらも同じ。海ヤさんは知らないが山ヤ・岩ヤはそんなに物分かりの良いはずがないと思っていた。まあ、山岳四団体やJFAにはそれぞれ事情があるのだろうし、個人的には抜け駆けしてるクライマーもいるだろうから一概には言えないけど、それにしても海ヤと同じかそれ以上の気概を団体として見せてほしかったなあと。

 確かにね、これ以上胡散臭く見られるのはよろしくない。こんな時に非常識なと一方的に批判されるようなことは避けた方が今後のためにもよろしい。が、数多ある感染症の中でなぜ今度のコロナだけは特別なのか、都会の通勤電車は許されるのになぜ山はイケナイのか、そういう諸々の風潮を山の文化の中にどう位置づけるのかを展開してほしかったなあ。

 その上で具体的にどうするべきか、お上の要請に輪をかけたような声明出すんじゃなくて、まあトラブルにならないように上手くやろうね、くらいで良いじゃない。

 消防署も登れるようになりました。やっと春が来た。  g3