春の遅い茅野もさすがに街場の桜は終わり、ちょっと高いところに行けばヤマザクラが満開見頃。ここ山梨の標高1200mもようやく新緑の季節。日中は夏の様に暑くても夕方にポツポツ雨が降り出すと寒いよ。
花粉症だの何だのと個人的な理由で岩場は3か月ぶりだけど有難いことにそれほど違和感ない。まあ年数だけは長いことやってるということもあるだろうけど、外岩封印の間にジムでボルダリングをそこそこ登りこんだおかげかなと。
ジムボルダリングは、週2くらい通うとパチンコのような中毒性があってハマってしまう。苦労した課題は一度登れてしまうと2度と取付かないで次の課題を漁りにかかる。その繰り返しで少しづつでもグレードが上がればさらにハマる。
ホントは上手くなるにはそういうのは良くない。瞬間芸でたまたま登れただけで出来たことにしてしまうのではなくて、一度登れた時が始まりぐらいの気持ちでその課題を安定して登れるようになるまで取付くのが良いのではないかと思う。
がしかし、ホントはどうでも、動機は不純でも、限界グレードの課題に繰り返し取付いてさえいれば指は強くなるし、岩場でルート登るのにとてもプラスになるんだということを実感したというおハナシ。ただし、ジムボルダリングのゲーム性だけを追うのではなくて、どこか頭の隅に岩場のイメージを残しておくのが良いと思う。
てなこと言ってもなあ、もうちょっと登れないと説得力ないよなあ。 (G3)