いつもの面々

 我々茅野CCの面々に開拓者の方、それにいつもの親しいクライマーを合わせて10人くらい。未公開の秘密の(?)岩場だから、常連メンバーに多少の出入りはあっても、知らないクライマーはほとんど見かけない。逆に言えば常連は毎週末ここか、ここでなくともどこかの岩場で遊んでいる。雨が降ってもしぶとくジムに行ったりして。

 しかし、今クライミングばかりしているという点では共通していても、色々聞いてみるとここに至るまでの過程は意外と違う。大きく分ければ、山登りからの延長でフリーに嵌まっているか、いきなりフリーから始めたか。茅野CCも、数えたことはないが多分その割合は半々くらい。

 山に登るか登らんか、というのは背負っている文化が違うというか、随分志向が違うのではないかと思えるのだけど、実際にはそういう違和感はあまりない。岩場でもジムでもそこで出会ってけっこう長く付き合う仲間になったりもする。フリーが面白い、と思う感性は以外に人と人との相性を判断するのに有効なのではと思えてきたりする。もちろん例外もたくさんあるのだけど。 (G3)