冬の入口

 先週と同じK山へ。午前中は晴れてそこそこ暖かかったのだけど、午後になると日差しが雲にさえぎられ、風も出てきていよいよ冬が来た。登るときはダウンを脱いで、さらにフリースも脱ぎ捨てて取付くとちょうどよい。でも降りてきたらまた着込む。まだ手が冷えてとか、岩が冷たくてというほどではないので、まあ、冬の入口かな。

 空気も乾いて、登りのことだけいえばこの冬の入口くらいがまさにベストシーズンなんだけど、でも、朝早く家を出るのがつらい。茅野辺りではこの時季最低気温は氷点下に届くこともあるし、ちょうどその寒い時間帯に起きだして出掛けることになる。しかしまだまだ「入口」なのでホントの寒さはこれから。ああ、今日は止めといて家でぬくぬくしているべきだったかなどと・・・。

 ところがである。まだ夜に消防署で登っているメンバーがいるんだと。18時半から2時間くらいといっているが、10℃は確実に切っている。ヘタすりゃ5℃くらいか。ちょっと風が吹けば体感温度は0℃近いはず。いやいや、恐れ入りました。 (G3)