青空の消防署

 25年ぶりの強烈な台風だの、北海道初の震度7地震だのと日本列島は大荒れで、その後も秋雨前線が居座り続けてる。今朝までの雨で岩場はどこも使い物にならなさそう。ということで青空の日曜日には珍しく消防署。フレッシュなくさの・トキオルートに明るいうちにチャレンジできるのだから文句はないが、まだしばらくは前線が影響してぐずついた天気が続きそうで、来週も外岩行けるかどうか。

 しかし台風や地震で直接的な被害を受けていれば外岩どころか命の問題、生活の問題だ。ここ諏訪盆地は台風の影響で2,3日の停電こそあれ大きな被害はなかった。糸静構造線と中央構造線が交わるこの地で事が起こるとタダでは済まないと言われているがあまり実感はない。まあ、たいていは実感などないところにドカンと来て悲惨なことになるのだろうけど。

 マグニチュード6.0以上の地震の20%は日本で発生しているというし、台風の通り道でもあるし、おまけに狭い地べたに人間が異常繁殖している。そこに原発をベタベタ並べてるんだからそりゃあ危ないよね。世界地図広げればちっぽけな日本であっちもこっちもない。何処も危ない。

  生後46億年だかの地球にしてみれば震度7もスーパー台風もほんのくしゃみ程度のことで、ホントの天変地異ってのはこんなもんじゃない。でもその天変地異のおかげで山があり、岩があり、クライミングがある。程々の異変で近場に突然マラ岩みたいなのが出現したりすりゃそりゃあ有難いけど、そんな都合の良いことはいくらなんでもね・・・。 (G3)