レジャークライマー

 久々のカサメリ沢はなかなか盛況でした。夏によく通う岩場の一つであるはずなのに多分今年初めて。土曜日雨が多く、乾きが悪そうでなかなか行けなかった。何度か候補にあがりながらも見送って、やっとこさのカサメリ沢なのです。

 特にG3は前回がいつだったかもわからないくらい久々。植樹祭(2001年)より前というのはマサカだけど、植樹祭の年はクライマーは瑞牆には近づくなとロクスノだかフリーファンだかに書いてあったのは記憶がある。おかげで道は良くなりデカい駐車場もできたので後のことを考えれば結果オーライである。少なくともレジャークライマーには。

 レジャークライマーというと蔑称のようだけど、G3も正真正銘のレジャークライマーである。始めたのが遅かったし、何よりも才能がなかったのでフルタイムクライマーになることは考えたこともなかった。もし若い時期に始めて才能もありそうだったらクライミングを軸に人生の行方を決定したか? クライミングのために職業を選び、あるいはクライミングそのものを職業とし、すべてがそのためにある生活を選択したか? 若くて才能ある人は悩むだろうなあ。 (G3)